鑑賞映画紹介(読書記録も含む)
ゴッドファーザーPARTⅡ/フランシス・F・コッポラ
グロリア/ジョン・カサヴェテス
ファニーゲーム/ミヒャエル・ハネケ
チェイサー/ナ・ホンジン
母なる証明/ポン・ジュノ
殺人の追憶/ポン・ジュノ
SE7EN/デビッド・フィンチャー
ノーカントリー/コーエン兄弟
オールド・ボーイ/パク・チャヌク
羊たちの沈黙/ジョナサン・デミ
女と男のいる舗道/ジャン=リュック・ゴダール
小さな兵隊/ジャン=リュック・ゴダール
10ミニッツ・オールダー
軽蔑/ジャン=リュック・ゴダール
タクシー・ドライバー/スコセッシ
インセプション/クリストファー・ノーラン
セルピコ/シドニー・ルメット
ゆれる/西川美和
死刑台のエレベーター/ルイ・マル
鬼火/ルイ・マル
ロリータ/
勝手にしやがれ/ゴダール
気狂いピエロ/ゴダール
カサブランカ/マイケル・カーティス
紳士協定/エリア・カザン
ベティ・ブルー/ジャン=ジャック・ベネックス
切腹/小林正樹
セッション
⚫︎ベティ ブルーについて
ベティブルーならピアノのシーンが矢張り一番美しい。
女の方が少しだけ早く走り過ぎた。ただ、それだけ。
男に追いついた女はその後途方にくれてしまった。たった、それだけ。
それにお互い気づいていた。
そして最後にはまた男が追いつく。
でも、そうするには女を殺すしかなかった。
少しだけ女の方が早く走り過ぎただけ。
歩幅が違うから恋をする。
一緒なら恋愛関係にもなりはしなかった。
歩く、あるいは走るスピードって恋において大事で、めちゃくちゃ足が遅くてもめちゃくちゃ早く感じることがある。
そういうものなの、恋の始まりってのは。
その世界には、みんなが言う、速さって意味のスピードなんてものは存在しない。